先月、ナッティが光へと帰ってゆきました。11歳と17日を生き抜きました。感謝でいっぱいです。ワンコと共に暮らすということは、「様々なことを教えてもらい守られている」ということなのだと改めて感じています。
大きいけれど、あまり丈夫ではないゴールデンレトリバーとしては、よく頑張ってくれたように思います。11年前、3月11日の震災の3ヶ月後に生まれたナッティは、生まれつき歯が弱く、幼い頃に手術をしなければなりませんでした。その後、外耳炎から始まって、全身の皮膚炎、関節炎、腫瘍と病を経験してきました。
免疫を上げる食品や自然療法の膏薬など、色々と試す私を静かに見守り、されるがままに手当を受け入れ、最後は私の顔を見つめながら息を引き取りました。
死の直前でも落ち着いた様子で、まるで賢者のように真っ直ぐに私を見つめるワンコ。泣くわけにもいかず「とにかく落ち着かなければ」と、そればかり考えていました。
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