ひときわ目立つ生命力

梅雨時の庭。雑草が幅を利かせている我が家の庭ですが、最初に目に入るのは、ピンクのカーネーション。昨年の５月に鉢植えで購入しました。

たくさんの花を咲かせた後は「どうせ枯れてしまうのかな」と思っていたので、少しの肥料とお水だけあげて、鉢植えのまま冬を越しました。

ところが、この５月に庭つくりを始めるときに点検してみると、緑の葉っぱの中に小さな蕾をつけていました。健気に生き延びていたんだと感動して、地面に下ろしてあげたのです。そして、たくさんのお花を次々に見せてくれています。蕾もたくさんつけています。

もっと若かりし頃はピンク色もピンクの花も、なんとなく敬遠していました。「どうも自分には似合わない」と思い込んでいたのです。けれども、少しながら色の持つ力を知り感じることができるようになると、とっても好きな色になりました。ピンク色は生命力の色。みると元気になりますよね！　ピンクのお花を飾ってあるのを見て、今は亡き義父が、「んふっ！可愛い！」と嬉しそうに呟いていた姿が思い出されます。